映画「ロミオとジュリエット」
愛のテーマ ピアノソロ
￥600（税込） 難易度
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演奏の指針
不朽の名作です。イタリア人であるニーノ＝ロータ氏でなければ書けなかった音楽ではないでしょうか？イタリア・オペラの魂を感じさせてくれるこのメロディを、シンフォニックにアレンジしてみました。
下記は編曲者からのメッセージです。頭のアルファベットは楽譜のスコアマークですので、確認しながらみてくださいね。
イントロ 9小節〜12小節の間、Do-Laの繰り返しは🄰の右手Laにつなげます。そのため10小節目のDoは硬めの音色で、内声を聴きつつ弾いてください。
🄰 18小節〜20小節にかけて、声部の受け渡しは大げさにならぬように、淡々と弾いてください。23〜24小節にかけての模倣も誇張しすぎず、淡々と。
🄱 右手の上声部のメロディと内声の音型をバランスよく弾いてください。ペダルを上手に使うことが大切です。30〜31小節目まではほんの少しテンポルバートして追い上げて、次のrit.でおさめる感じでいかがでしょうか？
🄲 間奏です。揺れ動く部分です。あまりに大げさでもおかしいと思いますが、テンポは揺らして大丈夫です。そして42小節のdolceからは普通に。45小節con motoは揺れ動いて、46小節の三拍目からのLa-Soにつないでいきます。このLa-Soのリピートは🄳へのつなぎとなりますので、意識してみてください。
🄳 ここからは歌でいえば2番。下属調のd:への転調しています。クライマックス🄵へ少しづつ盛り上げていきます。強弱記号を守って大胆に弾いてください。
🄴 テーマの後半部分です。🄱では、ポリフォニックな動きでしたが、こちらではメロディにアルペジオのみです。流れて良いのですが、流れすぎないように。譜面をある程度は守って弾いてください。
🄵 この曲のクライマックスです。乱れ、高まり、静まりの表現を明確にお願いします。ffやfは言葉上では大きいという意味ですが、オーケストラの音色を想像して弾いていただくと嬉しいです。
🄶 枯れた花が壊れていくような、そんなイメージです。ピアノの高音域はおもちゃのピアノと似ています。una cordaの良さを生かして弾いてください。
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楽曲情報
| 曲名 | 映画「ロミオとジュリエット」愛のテーマ ピアノソロ |
| 作詞・作曲者 | 作詞 ラリー・クシク Edward A・Snyder 作曲 ニーノ・ロータ |
| 編曲者 | 瑞木薫 |
| 難易度 | 中級の上〜上級 |
| 価格 | 600円（税込） |
