感覚的音楽理論入門 「楽典」練習問題〜続編(音価・拍子・連符)
前回の問題の数が多少少ないと感じられたそうなので、問題を追加いたします。ちなみに前回は↓です。

連符 拍子の変更
問1)拍頭が明確になるよう、記譜し直してください。

答え 右側の をクリック。

問2)拍頭が明確になるよう、記譜し直してください。

答え 右側の をクリック。

問3)拍頭が明確になるよう、記譜し直してください。

答え 右側の をクリック。

問4)次の譜面に拍子記号をつけてください。

答え 右側の をクリック。
10〜12小節目までは、連桁の結び方から混合拍子としてとらえます。

音価
問5)最初の音符を1とすると、最後の音符の割合はいくつになるでしょうか?

答え 右側の をクリック。
1/3です。
下記は単純拍子として書き直した譜面です。

3小節目、2小節目が4分音符で進んでいますので、4分音符のまま進みます。4小節目のリステッソテンポは
付点4分音符=4分音符であることを表します。
問6)最初の音符を1とすると、最後の音符の割合はいくつになるでしょうか?

答え 右側の をクリック。
1/3です。
単純拍子として書き直してみましょう。2小節目は倍の2/2、3小節目のリステッソテンポは、付点4分音符=2分音符の意味です。したがって2分音符を3分割した形となります。

問7)最初の音符を1とすると、最後の音符の割合はいくつになるでしょうか?

答え 右側の をクリック。
6倍です。
2小節目のリステッソテンポは、4分音符=付点4分音符です。したがって、9/8拍子として書き直します。最後の音符は8分音符で数えると6拍分。最初の音符と比べると6倍となります。

問8)下記の楽譜を♩=80 2/4拍子 6小節として、書き直してください。(汚い譜面になっています。すみません。)

答え 右側の をクリック。
わかりやすいように、ガイドリズムと音を入れました。3小節目のリステッソテンポは、4分音符=8分音符ですから、半分の長さになります。間違ってリステッソテンポ抜きで演奏した場合、間が持たない感じ(余りがある感じ)を受けます。もちろん6小節以内に収めることもできません。


ちょっと難しかったかもしれませんね。常に音を出して確認することによって、理解度が深まります。リステッソテンポ=同じテンポでという意味ですので、この感覚を鍛えましょう。
次回は楽曲分析で息抜きをしていただくか、お約束通り音階や調性の説明となります。どちらにするか今考え中です。
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