経済と音楽活動

自分は何者なのか?

深層心理にアクセスすることは全てにおいて重要です。

わたしは60代になるまでよくわかりませんでした。しかし、最近のとある出来事(著作権料)により、自分の本質(深層心理)を理解することができました。

流されて書いた曲(〇〇風)ではなく、真剣に自分に向き合って書いた曲は、人さまもわかってくださるということです。歌なので歌詞をかいてくださった方がおり、その方の歌詞の裏にある思いをくみとり、自分と対話しながら音にしました。

そーいうやり方が自分だけではなく、人にも伝わったようで、生まれて初めての評価を得られて感激しました。お金が問題ではないとおっしゃりますが、評価は数字となってあらわれます。はっきり目に見える形で評価されることが、わたしにはあっておるのです。

がしかし・・

今までおつきあいのあった西洋クラシック音楽家の多くが、「お金のために音楽をやっているわけではない」とおっしゃっておりました。→対価と評価は別物だということですね?この考えは大学在学中からもよく聞かされておりました。わたしも全くお金だけでわりきっているわけではありませんが・・一生無料で曲を書けと言われたら拒否するか、音楽の世界から足を洗うと思います。

対価が安くともそれ以上の価値がある仕事であれば納得できますし、お気遣いをしてくださるなら喜ばしい気持ちになると思います。

過去には「出世払いにしてください」とありえない値段で頼まれたこともありました。当時は自分が評価されていないのだから、仕方がないと割り切っておりましたが・・・今は正当な金額を堂々と表示し、いただくべきと考えております。

出世払いにしてくださいと言われた方、現在出世しておられるか?よくわかりません。

自分の本質と相容れない人と無理してつきあえば、異質な人が寄り集まってきます。話が通じないゆえに葛藤に苛まれ、最終的には分断してしまいます。

お仕事相手は今の自分を評価してくれる方、その評価を現実に落とし込み、正当な金額を提示してくださる方を選ぶべきです!その辺で妥協をしないこと。最初に金額を提示してもらい、交渉の余地を与えてもらうことです。

長く音楽を継続したり、一生音楽と向き合いたいと考えているならば、経済という土台を作らないわけにはいきません。そのためにも、自己分析し、世間に流されないこと。

芸術家は清貧生活が良き、音楽家はお金のために生きるべきではない、といった誰が言ったかわからない思い込みを手放すことにより、人生大きく変化します。よくスピリチュアルの先生がおっしゃっていることですが、本当です。

自分の価値を必要以上に低くみつもって、相手に尽くすことはやめましょう。自分を労ることを第一に考えてください。

以上、自らの体験から記述しております。音楽家のみなさん、指導者、他のアートに関わるみなさんに参考にしていただければ嬉しいです。

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